神社と神宮

2023/08/27

本日は、神社と神宮のお話です。
 神社は、日本古来の「神道(しんとう)」の祭祀を行う場所であり、古来「社」とは、森と言う意味でした。
日本には、八百万の神々が、それぞれ、神羅万象の様々な依り代があり、全国に約85000の神社が存在すると言われています。
 その中で神宮とは、
皇室、または皇室とゆかりの深い関わりを持つ人物を祀っている神社の事を指します。
現在我が国に存在する神宮は、24社鎮座いています。
神武天皇の祀られた「橿原神宮」、明治天皇の「明治神宮」などがあります。
神宮のなかでもさらに格式が高い社号が「大神宮」です。
三重県伊勢市の鎮座まします、伊勢神宮の内宮である「皇大神宮」、下宮の「豊受大神宮」や東京の芝にある「東京大神宮」などがあります。
 宮とは
皇子や皇族、歴史上の人物が祀られています。
護良親王の「鎌倉宮」や菅原道真公の「太宰府天満宮」、徳川家康公の「日光東照宮」などがあります。
 大社とは
その地域で一番大きな神社や、全国に信仰の対象として存在する神様を祀った神社を指します。
神社名を共有している系列の総本社。現在では24の大社が存在しています。
大国主神を祀った「出雲大社、」稲荷神社系列の総本社である京都の「伏見稲荷大社」、などがあります。
 社号について
明治維新以前には「社号」についての決まりは特になかったようです。
明治維新後、神社が神仏分離令などにより、国の管理下に入ると、「神宮」や「大社」などの社号を名乗ることは、国の勅許が必要になりました。
その後、第二次世界大戦後は、「政教分離」により、神社は国の管理を外れ、自由に名称を名乗れるようになりました。
現在では名称についての社格に特に決まりはありません。

 

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