龍の爪の数は何本?

2024/02/03

龍の絵の爪は何本?
今年干支は辰年ですね、そこで龍にちなんで龍の爪のお話です。
龍の絵で爪の数は何本あるでしょうか?
実は、3本、4本、5本と3種類あるのです。
5本の爪は、中国の皇帝の為の絵しか描けません。
古来より龍は、中国皇帝の象徴で、皇帝は龍の化身と言われてきました。
皇帝の服飾や什器などに描けれている龍は、全て5本爪です。
古代の中国では、龍の爪数は明確には決まっておらず唐、宗時代までは、3本爪が主流でした。(前足が3本、後足が4本の絵もあります)。
元代に頭が二本の角で爪は御本の「二角五爪」が龍の姿であるとされ、元代の延佑元年(1314年)に二角五爪の龍が皇帝専用となり、依頼中国では皇帝以外は、五本爪の龍が使用できなくなりました。
皇帝以外の者が、これを使用すると政治犯として罰せられました。
四本爪の龍は、皇族や地方の王、または、皇帝から下賜された、龍を爪を一本削り、四本爪として使用していました。
三本爪は、役人の礼服として使用されていました。
お隣の韓国では、我が国の龍の爪は、四本だが、日本は三本爪と見下す向きもありますが、
それは、文化交流の違いで、日本が中国との交流で最も影響を受けた、隋、唐の時代に遣隋使、遣唐使からもたらされた三本爪の龍の名残と考えられています。
韓国は、元、清の時代に攻められて、清の属国になった時代があり、その時に4本爪の龍が主流になった様です。
諸説あります。
 

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